実技訓練レポート

  • 2015/12/16

    【アリゾナ】「初フライトが達成出来た喜びと今後への糧」 7期生 大塚雄登さん

    同期のメンバーとフライト教官に撮影してもらった写真

    同期のメンバーとフライト教官に撮影してもらった写真

     11月9日午前、天気は快晴 風もなく初フライトをする自分にとっては最高のコンディションでした。当日は、飛行ルートや空港周辺の天気やウェイト&バランスの計算などあらゆる準備をするためにフライトの約2時間前にCTCへ向かいました。
     いざ、今まで日本に居たとき座学で学んできた教科の内容を、実際に自分が飛ぶフライトに生かして使うとなると、今まで学んできた事を全て駆使しまるでテストをしているかのような感覚になりました。
     そして、フライト教官と事前の準備した内容に沿って気象やウェイト&バランスを母国語でない英語ですべて説明しOKサインがもらえ、DA40の鍵が渡された瞬間、やっと自分も初フライトの資格が得られたと感じ誇らしく思いました。そして、preflight checkを終えて鍵を差しエンジンを回したと同時に出るプロペラの風切り音は、今までこんなにも大きなプロペラの音は経験したことがないだろうと思うくらいの大きさでした。その瞬間、緊張というものはいつの間にか無くなり自分の心の中のheadingが滑走路の方に広がる青い空だけを向いていました。そして滑走路の上まで移動し離陸のためのエンジンパワーをMAXにした瞬間の身体にひしひしと伝わる振動はその空に向かってやっと飛び立つと予感させてくれるものでした。
     その後、教官から言われた“You have Control”の一言で操縦桿を自分自身のみで握りしめ操縦をしていると機体のすべてをこの手で持っているのだと感じパイロットに必要な責任感というものが肌で直接感じ取ることが出来ました。
     少しの乱気流による揺れはあったものの、その日のやるべきノルマは難なくすべて達成できグットイヤー空港に戻ってきて、ランプエリアに飛行機を停めエンジンを切り無事に帰ってきた瞬間、「絶対に上空で唯一飛行機を操ることのできる職業のパイロットになってみせる!」と意志を更に強く感じました。人生で一度きりの経験だった初フライトは、自分の夢への初志貫徹の思いを強めてくれたと共に、これから更に大変さを増してくるフライト訓練の一つ一つの大切さを身に染みて感じさせてくれるものでした。